こんにちは。
金沢の雪、立春をすぎて、冬らしくなりました。笑
少し前のレポートになります。2019/12/01の体験日記です。
ほっこり楽しいひと時だったので報告いたします。
畑からでてきた土器!
植物、虫、菌、、多種多様な命を育む土。
私は土の匂いが大好きです。皆さんはいかがですか?
山道を踏みしめた時にふっと舞い上がる匂い、植木鉢の土をシャベルで掘り起こした時の匂い、
太陽に照らされむ〜っと地面から沸き立つ匂い…。
土の匂いは気持ちがフワ〜っと軽くなり、開放的な気分にさせてくれるのです。
金沢から車で40分ほどの郊外、とあるお宅の家庭菜園にお邪魔して「キクイモ」を収穫しました。
畑仕事は自然体験なの?と思われるかと思いますが、農作業や漁業などの一次産業体験も「自然体験活動」と呼ぶのだそうです。
12月とは思えない暖かなこの日、キクイモに興味津々な5人が畑に集まりました。
案内人のんべえさんから、作業の説明を受けてから、皆で手際よく土を掘りキクイモを収穫していきます。
まず鍬で株を起こし、土の中からイモの部分(地下茎)を取り出すのですが、コロコロと白いキクイモが現れると思わずニンマリ♫。
「こんなにつながってるんだ!」
「どう料理しましょうか?」
「生でも食べられるの?」
「健康にもよいらしいよ♩」
ワイワイ賑やかに作業は進み、袋いっぱいにお土産のキクイモをいただきました。
そしてお昼は薪ストーブにあたりながらの試食会。
メニューはキクイモの粕汁、キクイモきんぴらです。
シャキシャキとした歯ごたえ、つんとした独特の香り、どれも美味しくいただきました。
キクイモは、ヘルシーベジタブルなどと言われていますが、日本に幕末〜明治初期に家畜の餌用に持ち込まれた外来植物です。
繁殖力が強いので、畑に植える場合は他所へ広がらないよう注意せねばなりません。
美味しいし、夏に咲く花はまるでミニひまわりのように可愛いのですが…。
そんなちょっとした勉強?もしながら、この日の体験を終えました。
皆さん、お土産のキクイモでどんな料理を楽しまれたでしょうか?
この体験には、リラックス効果があったような気がしています。
またこんな気分になりたく…、いただいたキクイモもを一つ、小さなプランターに植えてみました。
文と写真:りこ