今年は春の訪れが早いですね~。スイスからお二人のお客様をお迎えし、金沢のまちなかを自然さんぽの体験プログラム。テーマは水です。
金沢21世紀美術館で待ち合わせ後、石浦神社さんへ。ここにもかつては湧き水があったそうです。
石浦神社さんでふるまい酒がありました。金沢の地酒「福正宗」を一口いただきました。
藩政時代、金沢城は大きな火事に見舞われ、その後、念願の水を城内へ引き込んだのです。辰巳用水でその昔使われていた石管。金沢の地名の由来とされる「金城霊澤」の湧き水。辰巳用水の水の流れ。
美味しい水があって当たり前と思ってしまうのですが、水がおいしいって、奇跡なんです。
水を飲み比べしてみました。スイスの水は、多種多様で美味しいと教えてもらいました。ワインの味もお水で味が変わってくると。日本酒も同じですね。
金城霊澤の水もとても美味しいとおっしゃってくれました。
しばし休憩。お客様ご自身でお抹茶を点ててみました。上手にできましたよ。
日本酒を絞ったあとの「酒粕」大吟醸の酒粕のお味体験。お米と水で日本酒ができます。日本酒ができる過程でこんな美味しい副産物もできますね。
本多の森は、緑とピンクと、濃いも薄いもあって、木漏れ日はキラキラと。花びらが舞い、その美しさは息をのむほど。日本って美しいですね。
本多の森の大きな樹に挨拶。滝を流れる水の音、鏡のような水面。金沢は水に恵まれたまちです。
白い花のクローバーを見つけ、その昔、ヨーロッパから日本へガラス製品や陶器を梱包する際に割れないように、クッション材としてこのクローバーが使われたとか。詰め草という語源を紹介し終わり。約2時間の自然さんぽでした。(もちこ記:2023/04/04)