東京からお客さまから染料で彩色を体験してみたいとお問合せいただき、よし!やってみようということで加賀友禅作家の友野雅子さんに相談し引き受けてもらいました。
着物の絹の生地を使い、彩色でぼかしをやってみたいに応えました。
なんと、彼女は事前にアクリル絵の具ではその違いを知るためにやってみたそうです。そしてユーチューブで加賀友禅染の彩色の様子を動画で念入りにチェックしてお越しになりました。さすが!ですね。
●ご参加されたお客さまの声を紹介します。
「今日は丸一日お付き合いくださりありがとうございました。加賀友禅について少しは学べたと思います。これから加賀友禅を見るとき の気持ちが違ってきます。
たくさんあったはずの体験からこちらにたどり着いたのはご縁としか思えません。
また、友野さんという素敵な作家さんと引き合わせていただき感謝です。
龍國寺という神聖な空気に包まれたお寺で一日過ごせたことにも感謝です。
昼休みには友禅斎のお墓に行くつもりでいましたがその予定を思い出すこともなく彩色で頭がいっぱいでした。
あれこれ注文つける私の気持ちを汲んで、TABITAIKENさんが対応して下さることに実は内心不思議に感じていました。でも、スタッフのもちこさんご自身が友禅染に関わっていらしたことや、能登復興事業やホストファミリーなど多方面にご活躍されていることを知るにつけ、会ったこともない私の事にも親身に考えてくださるもちこさんの人柄が感じられました。
今回金沢に来て、友野さん、もちこさんに出会えて本当に幸運でした。
彩色は集中力と体力が必要なんですね。
訪問着彩色を完成するには大変な情熱が必要だと分かりました。・・・中略・・・・
友野さんに見せていただいた下絵(実物大)を自分で描いてみたいということです。
楽しみ(欲)が増えました。そして、いつか白生地に自分で描いて訪問着にできたら…と。
この度は本当に本当にありがとうございました。」・・・ここまで。
こちらこそ!本当に素敵なご縁をいただきました。旅のちょっとした体験でこのような心がほんわかとする交流ができることが、心底嬉しく、楽しいことです。ご縁に感謝しています。ありがとうございました。