体験日記

国宝“医心方”ご存じですか?:体験日記

体験日記

平安時代に鍼博士の丹波康頼さんが中国の200数の文献から選集した医学全書で日本に現存する最古の医学書で、東京国立博物館にあるそうです。その医心方(全30巻)を全訳されたのが槇佐知子さん。
ご著書の【自然に医力あり】で紹介されていたスギ花粉症の治療方法を試してみたいと思っていました。やってみるよ。

時期は雨水のころ。空から降ってくるもの、雪が雨にかわり草木が芽吹きはじめました。湯涌温泉から歩くこと1時間。例年であれば雪に埋もれてしまう山の中の炭焼き小屋近くの広場で一休み。ベンチに積もった雪を払いのけ腰かけ、コーヒーとチョコで一息いれます。
深呼吸。気分爽快。自然は気持ちいい。

帰り道、スギの葉の先を少しだけいただてきました。
スギの葉を洗って煮ること4時間。いい香りがしています。
煮だしたスギエキスは茶褐色。

のんでみると、渋みと少々の苦味。
甘みを足したら飲みやすいね。
そうだ、そうだ。秋の自然の恵みから作った手作り酵素を足して。

おいしい。

スギが悪いわけじゃないもの。
遠ざけるか。あえて近寄ってみるか。
快方へ向かうことを願って。
楽しみ。

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