workshopおゝぎの番やは能登半島の富山湾側の能登町小木港に面しています。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震によって、小木港湾の道はあちこちで陥没し、小木港の中にも津波が押し寄せました。workshopおゝぎの番やを管理してくれていた愛知県から移住してきた二人は能登を去ることになりました。彼らにとって苦渋の決断となりました。昨年秋から準備をはじめ、地元の人から小木港を訪れた人が気軽に、地元の食材を使った美味しいお料理を食べてもらえるように居酒屋をオープンする予定で、飲食店許可もおりていたのです。本当に残念でした。
建物は母屋と漁師さんの倉庫として使っていた番屋を改修し、飲食店営業ができる建物の2つがあります。そのどちらともに【注意が必要】との張り紙。罹災証明書はまだ届いていませんが、建物のあちこちは破損し、大きな揺れだったことが伺えます。上水道は3月後半に復旧したのですが、引き込んでいるうちの水道管が破損しているようで水がもれて修理をしないと使えません。どこが破損しているのかは工事をしてみないとわからないという状況で修理の見積もできないと業者さん。辛いです。
嘆いていても前にすすめないので、ひとつひとつできることをやっていきます。
修理にはかなりの費用がかかりそうです。またここで活動ができるよう、能登へいろんな人が訪れて交流してもらえるようご支援をお願いします。
小木港でおすすめできるもの、いろいろありますが・・・。そのひとつに、海洋深層水。このお塩は本当に美味しいです。
以下、能登海洋深層水施設あくあす能登 サイトからの転載です。ご参考にご覧ください。
海洋深層水とは一般的に水深200mより深いところにある海水のことを指します。
また、水深200mより上の海水を表層水と言います。
北極・南極で冷やされた海水は比重が重くなり、比重に応じて一定の深さまで潜り込み層状になります。深層水が存在する海域では太陽光が届かず低温で安定していますが、表層水は太陽熱で暖められた層があり、海面付近の海水は冬の大気などによって一旦は沈みますが、表層水と深層水の間には水温躍層と呼ばれる急速に温度の下がる層があるので水深200mより深いところまでは届きません。この為、表層水と深層水が混ざり合う事がありません。
海洋深層水の特徴としては表層水と比べ「清浄性」「富栄養性」「熟成性」「ミネラル特性」「低温安定性」などが優れており、水産、農業、食品、飲料、化粧品、医薬品など多くの分野での利用可能性が期待されています。
『能登海洋深層水』は「日本海固有水」と言われている日本海内で循環している水深300mより深いところにある深層水で、能登海洋深層水施設では小木沖約3.7km地点、水深320mの深さから取水しています。
この『能登海洋深層水』から作った能登の塩を、TABITAIKENでも販売していますので、お気軽にお声をかけてください。なお、包装はTABITAIKEN仕様となっておりますのでご了承ください。
100g800円(税別)